夏の家族旅行

我が家は、毎年8月に旅行するのが慣例ですが、残念ながら昨年、今年と見合わせています。早くコロナ渦を抜け出したいものです。

我が家は、毎年8月に旅行するのが慣例ですが、残念ながら昨年、今年と見合わせています。早くコロナ渦を抜け出したいものです。

写真は2年前の8月13日に家族旅行で立ち寄った新潟県糸魚川市にある『フォッサマグナパーク』と、能登半島の先端『禄剛崎(ろっこうさき)』です。今回はフォッサマグナをメインに書いていこうと思います。

ただの崖といってしまえばそうなのですが、この写真の「東」と「西」の看板が立っている崖の中央あたりの溝を境に色が違うことがわかります。

この境目こそフォッサマグナ(お調べください)の西の端にして、糸魚川静岡構造線が地上に露出している場所なのです。

糸魚川静岡構造線断層帯は本州を東西に分断する全長250kmにおよぶ大断層で、ここ糸魚川市から長野県諏訪市、山梨県早川町を経て静岡市に至り、この断層付近では長野県北部を主に度々大きな地震が発生しています。

また興味深いことにこの境界線は、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界であるとの学説もあるそうです。

興味のない方々にはガケ以外の何物でもなく、見る価値のないものと思われますが(私たち家族以外誰もいませんでした)私と息子はプレート境界をまたぎ、何千キロにも及ぶプレート境界線を撫でまわし地球の壮大な営みを実感したのでありました。

正晴
フォッサマグナ
禄剛崎

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